今から正にFXの世界へ飛び込むあなたに向けた記事です。
どうも、FXを始めて半年ほどのペーペー兼業トレーダー FATタイツ です。まだ始めた頃の気持ちを忘れていない今だからこそ、私だからこそ、この記事を書くことにしました。
初心者の考えがわかるのは初心者。FXを始めてキャリアの浅い私だからこそお伝えできることを伝えていきますので、口座開設前に立ち止まり、冷静になって考えるきっかけになればと思います。
FXを始めるにあたって、、
恐らくあなたは今、副収入への期待に胸を躍らせていることでしょう。
副収入うん十万、うん百万、もしかすると億までイメージされているかもしれません。そうなりゃ最高!よだれが出ますよね?
しかし、、。
よっぽどの天才や相当のお金(最初に入金する金額)を用意できていないとそんなことはありえないでしょう。
現実は、9割近くの方が3か月もしない間に退場(口座のお金がスッカラカン)、悪ければ借金モリモリなんてことも考えれそうです。
そうならないためにもFXとはどういうものか?について正しく知っておく必要があります。
FXに対する解像度を上げる
なにを始めるにあたっても、正しく物事を捉えることは大事なことかと思います。
これはFXについても同じです。
FXを始めよう、または始めた今、「無茶苦茶稼げるもの」「ギャンブル要素が強くてお金を搾り取られるもの」と思っていませんか??
全部間違いではないにしても、あまり解像度が高い状態ではないと言えます。
例えば、
始めて目にする料理って、なにが入っているか分からないと食べようと思いません。しかし、何が入っていて、どんな調理方法なのかが分かれば食べようと思う気持ちは上がるはずです。
同じように、分かっていることが少なく、抽象的な表現で捉えてしまっている状態は解像度が低い。このままでは正しい判断ができなかったり、大事な時に判断を見送ってしまう(気づけない!)原因となります。
そうならないためにも、FXについての解像度を高めたうえで取引方法を考えていきましょう!
FXのはじめ方:おすすめしたい取引スタイル
FXに対するイメージは、それぞれの取引方法(スタイル)が作っています。その方法は大きく分けると4つです。これを知っておくことが、FXに対する認識を高めることだと考えています。
ギャンブル的に取引する人、
コツコツやっていく人、
利息を得るようにやっていく人、
どれも良し悪しではありません。一つの方法です。
すべてを理解したうえでどれを選ぶかはあなた次第ということになりますが、良し悪しではありません。
危険な取引であっても、それを受け入れてやっていれば問題は起こりません(ゼロじゃないよ)。
ところが、始めたばかりの人にはこのようなことって見えずらいんですよね。
では早速、取引スタイルを考えていきます。「レバレッジ」と「結果を求める期間」を軸にしながら考えていきましょう。

画像は「レバレッジ」と「結果を求める期間」をグラフ化したものです。もう一度言っておきますが、良し悪しではありません。
① 長期間でハイレバレッジ
② 長期間でローレバレッジ
③ 短期間でハイレバレッジ
④ 短期間でローレバレッジ
タイトルにおすすめとか書いておきながら、実はおすすめなんてありません。あなたにハマるスタイルを選ぶだけです。
では一つづつ見ていきましょう。
① 長期間でハイレバレッジ
ハイリスク・ハイリターンの最上級!
始めたばかりでは、神様のように強い心の持ち主でなければこんなこと出来ないでしょう。
このスタイルは、一歩間違えれば即退場のリスクを抱えながら長期間ポジションを保有します。成功すればとてつもないビッグディール、失敗すれば退場という命綱なしの綱渡りスタイルです。
当然、カツカツのお金で取引する始めたばかりの方にはおすすめできる代物ではありません。
もしこのスタイルができるとすれば、余裕資金を別口座に移し、全額飛ばすことも覚悟のうえで始めるという場合でしょうね。。
玄人の方がやっているのは見かけますが。。やはり、資金的な余裕が必要です。
② 長期間でローレバレッジ
いわゆるコツコツスタイルです。
ローリスク・ローリターンの典型で、取引一回あたりの稼ぎは少ないですが、損切り(自分で損を確定すること)の心配があまりないので精神的にかなり楽です。
長期的に収益を得られればいい、という余裕があればこれでしょう。
しかも、ローリターンとは言うものの、口座のお金(証拠金)が増えていくと一回あたりの収益も比例して膨らみますので、侮れません。
むずかしさと言えば、欲に流されず、始めた時のレバレッジを維持し続けられるかという点です。私はしっかり欲にかられ、徐々にロットを上げていったところでコロナショックが重なり、見事に100万を超える損失を出した経験があります。
長期間での取引なので、そんなにチャートを見る必要もないというところがサラリーマンにもやさしい。
③ 短期間でハイレバレッジ
このあとの④にも言えることですが、短期間での取引はチャートに張り付く時間が必要なので、兼業には向かないように思います。(私は仕事柄、まとまった時間を仕事中にとるのは難しいっす)
※”短期間”の定義はデイトレード以下ということにしています。(デイトレード→ポジションを持ったその日のうちに決済する取引方法)
また、少ない値幅(pips)を複数回取引しますので機械的に損切していかなければなりません。なりませんが、始めたての方にとってこの機械的な損切こそ難しいところなので一筋縄ではありません。
しかし、すぐにでも収益を得たい!と考えるのであれば、このスタイルでしょう。
とは言ってもやはり、チャートの流れを理解し、短期トレードについてよく学んだうえで取り掛かることをおすすめします。
私は、機械的な損切が超苦手なので、このトレードはとにかく苦手です。
④ 短期間でローレバレッジ
あんなグラフを作った本人が言うのも何ですが、あんまりメリットのないスタイルですね。数pipsを低いレバレッジで取引しても、得られる金額は微々たるものなので、こんな方法をとることはほとんどでしょう。
③の練習としてはあり得ますが。
さあ、FXを始めよう!
いかがでしたか?
「目的に沿った取引方法を選ばなければ、うまくいかない」ということだけでも気づいていただければいいなと思います。
今から始められるあなたの生活スタイルもありますので、それにあった方法で始めていけば大きく負けることは少なくなるでしょう。
半年ほどFXをやってきて思うことは、勝ちの数や金額よりも負けをいかにコントロールしていくが大事だということです。私の場合は特殊な状況(コロナウィルス)もありましたが、振り返ってみると回避できたことでした。。
とにかく、
でかい収益を得るには相応のリスクを負わなければならず、リスクを回避していくと収益は小さくなる。という原則に逆らわず、取引していきましょう。
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